空気清浄機はどこに置くかで効果が異なります
春先の花粉の季節には欠かせない空気清浄機ですが、室内のどこに置くかによって効果は大きく違ってきます。
家電製品としての空気清浄機を選ぶ時にはかなり慎重に選ぶ人も、案外室内のどこに置くかについては無頓着であることもあるようです。
空気清浄機の置き場所としては、ほとんどの家庭で最も人が多く集まるリビングや、就寝中の呼吸を良くするために寝室にしているのではないでしょうか。
しかし花粉を自宅内に入れないために、最も空気清浄機を置くのに適した場所といえるのは玄関先です。
玄関の土間部分から上がってすぐを定位置にしておくことで、外部から入ってくる花粉やその他の有害物質を室内に入れるのを防ぐことができます。
構造上玄関には置けないという家庭であれば、リビングや寝室に入る前の廊下に置いておくということもおすすめです。
空気清浄機の役割はその室内の空気をキレイにするということだけでなく、外部から持ち込まれた有害な物質をガードするということもあるので、ぜひ置き場所をもう一度考え直してみてください。
玄関先に置くというと、ほとんど人の通りがない廊下に置いておくなんてもったいない、と感じる人もいるかもしれません。
そうしたときのために、玄関や廊下に置いてもかさばりにくいスリムタイプで、かつ人感センサーがついているので無駄な電力を使用しないという便利な製品もあります。
参考>>花粉空気清浄機 KFN-700|アイリスプラザ|アイリスオーヤマ公式販売サイト
こちらはアイリスオーヤマ製の空気清浄機の人気機で、HEPATOCELLULARフィルター採用により、花粉以外のアレル物質やタバコの煙、カビの胞子といたものもがっちりキャッチ可能です。
エアコンの位置と空気の流れを考えて置く
よりよいのは玄関先だけでなく、リビングや寝室などで常に空気をキレイにするという方法です。
空気清浄機の中でもハイクラスモデルになると加湿機能が加わっているなど、空気そのものをよいものに変えてくれるというものもあります。
そうした高性能の空気清浄機を使う時には、室内全体の空気の流れを意識して設置をするようにしたいところです。
空気清浄機は大小の違いはあれ、基本的には室内の空気を一旦吸引して排出口から出すという運動を繰り返します。
ですので設置をすることにより、閉め切った部屋の中にも空気の流れが生じるようになります。
置き方のコツとしては、エアコンなどの他に空気の流れを作り出すものがない部屋の奥に配置することで、空気を大きく動かすことができるようになります。
クーラーを動かす場合はエアコンの真下に、暖房としてエアコンを使用するなら反対に、エアコンと対面する位置に置くようにするのがベストです。