和風のかごバッグが静かなブームです
夏が近づくと夏祭りや花火大会など浴衣デートが気になるようになります。
しかし楽しい浴衣デートですが、1点気になるのが浴衣に合わせやすいバッグはあまり多くないということです。
浴衣用のバッグとしては巾着袋などが定番ですが、既製品では今ひとつ自分の趣味にあったものが見つけにくいといった問題もあります。
浴衣を着用する時には、基本的にはあまり大きなカバンを持たないようにするというのが原則です。
持ち歩くバッグは浴衣売り場に行けば、同じようにたくさんの柄から選ぶことができるようになっていますが、普通の巾着袋の場合、布製であることから中身を入れたときに型くずれを起こってしまいます。
ちょっと大きなものを入れるとすぐにパンパンになってしまうという問題もありますね。
そこで型崩れを防ぐためと、通常の巾着袋よりも容量のある持ち歩きしやすいバッグということで、おすすめなのが「かごバッグ」です。
かごバッグはここ最近のファッション誌でも良く取り上げられているアイテムで、普段着にカゴ風のバッグを持ち歩くという人も多く見かけられています。
浴衣に合わせるかご巾着の場合には、カゴ部分に巾着の布を組み合わせるという仕組みになりますが、手作りが簡単でアレンジしやすいのがメリットです。
上手に作れば原価はたったの300円
かごバッグを作るにしても、そのほとんどが浴衣を着る時以外は持ち歩かないとすれば、それほど高価なものにこだわる必要はないと言えます。
むしろDIYで作るなら、できるだけ原価を安くするということこそが醍醐味でしょう。
DIY用品の宝庫である100均ショップでは、かごバッグを作るのにまさにピッタリの用具をたくさん売っているので、そうしたものを使うことで既製品にはない味のあるアイテムを作れます。
作り方としてはまず100均などで売っているカゴを一つ用意し、そこにお気に入りの布もしくは手ぬぐいを縫い付けていきます。
ポイントになるのがカゴの選び方で、目の詰まったものを使用するのが一般的ですが、いわゆるザルのような目の粗いものをあえて選ぶのも楽しいでしょう。
ただしあまりにも目を粗くしてしまうと中に入れていたものが落ちてしまうので、中敷きにもう一枚手ぬぐいをつけるか、もしくは大きなものだけを入れるようにしてください。
少しだけ難しいのが巾着の口の部分で、ロックミシンなどを使って紐を中に通せるようにします。
巾着部分とカゴの部分は接着剤で止めるのが一般的ですが、こちらもあまり重い物を入れてしまうと途中で巾着が切れてしまうおそれがあります。
慣れてくるどんどん新しいものも作れるようになっていきますので、浴衣のときの持ち歩きだけでなく普段の小物入れにも使ってみてください。