早寝早起きがどうしても苦手という人にありがちなこと
体によいとわかっていても、なかなか思うようにできないのが早寝早起きです。
早寝早起きは子供の時には比較的簡単に実践できるものの、大人になっていくにつれて継続するのが難しくなっていってしまいます。
そもそもとして多くの人が苦手に思っているのは、どちらかというと「早起き」の方でしょう。
朝できるだけ早くに起きて、余裕のある準備をしたいと思っているのに、いざ目覚ましが鳴ってしまう時間になると「あと5分」という気持ちから二度寝、三度寝を繰り返すことになってしまいます。
朝起きるのが苦手という人に共通しているのが決定的な「睡眠不足」です。
日本人、とりわけ東京に暮らす人は世界的に見ても睡眠時間が圧倒的に少ない事が、調査によって明らかになっています。
厚生労働省が推奨している年齢別の平均睡眠時間では、10代前半までならば8時間以上、45歳まででも6.5時間は最低でも必要です。
ただしこの数字にも問題があって、ただその時間をベッドの中で過ごせばそれで良いという訳ではありません。
睡眠時間に関わらず、睡眠の質が保たれているということは非常に重要なのです。
例えば10時間以上ベッドに入っているような人であっても、うつらうつらと浅い眠りのままダラダラと横になっているだけであってり、寝付きが悪くいつまでも睡眠に入れないという人もいるでしょう。
睡眠の質を確保するためには、まずぐっすり眠れるように寝室の環境を整え、自分の眠りをコントロールしていくことが必要になります。
布団は軽く暖かい羽毛布団がおすすめ
早寝早起きをするために寝室環境を整える必要がありますが、特に重要なのはベッド・布団・まくらなどの直接的に睡眠の影響を与える寝具の品質です。
ベッドやマットレス、まくらなどに対してこだわりを持つ人も多いと思います。
しかしこだわるべき寝具はそれだけではありません。体を包み込むようにしてくれる掛け布団の存在もこだわるべき寝具のひとつなのです。
睡眠の質を上げるために様々な布団が発売されていますが、おすすめしたいのは「軽くて暖かい羽毛布団」です。
品質にこだわっている羽毛布団は通気性・透湿性・保温性に優れており睡眠をサポートしてくれる役割が高いので、布団を変えるだけで快適な睡眠に繋がるようになります。
寒い冬であればあるほどその保温性を実感することができるはずです。
寝付きを良くして快眠になるために、布団の見直しをすることをおすすめします。
寝付きを良くすることで朝すっきりと目覚められる
寝具や睡眠環境を見直すことで、早寝早起きができるようになります。
そもそも早寝早起きの最大のメリットは、時間を有効に使用できるようになる事です。
朝早く起きることで、朝の忙しい時間帯を余裕を持って行動することができます。
また夜寝る時間を決めておくことで、規則正しい生活をすることができ、体調管理にも役立つでしょう。
睡眠時間が平均的に不足している人は、生活習慣病に罹患する割合が高くなってしまう事がわかっています。
ストレスが過剰な状態にある人は、常に筋肉が緊張した状態にあるため、どうしても寝付きが悪くなってしまう傾向があるものです。
反対に上手に睡眠を取ることができれば、それがストレス解消になるという風にも言われています。
早寝早起きでいいリズムを体に作っていくことにより、ストレスをためにくい健康的な循環に持っていくことが可能です。
朝起きたときに朝日を浴びることで、人の脳内からはセロトニンという幸せホルモンが分泌されるとも言われます。
ですので早寝早起を繰り返していくことは、それ自体が幸福感を感じやすい体質を作っていく事になるでしょう。