「壊れるまで使う」のが必ずしも正しいわけではありません
自宅での家事を楽にしてくれる家電製品ですが、買い替えのタイミングについては判断しづらいことがよくあります。
家電製品の買い替えを余儀なくされるタイミングとしては、「同居する家族の人数が増えた」「電気規格の異なる地域に引っ越した」というものです。
例外的ですが地デジ化のように、それまで使っていた家電が全く使えなくなってしまう事もあります。
しかしそうした特別の事情がない場合には、ほとんどの人は家電製品をことさら買い換えるようなことはせず、そのまま壊れるまで使い続けていませんか。
「壊れるまで使う」というのは一見ものを大切にしていて良いことのように思えますが、実際には買ってから数年以上が経過した家電製品は、最新モデルよりもかなり消費電力が大きく、非効率な機械となっています。
ある程度の経年がある家電製品はあまり無理に継続使用をするのではなく、思い切って買い替えてみるというのがおすすめです。
また普段使用している家電製品のどこかに不具合が生じていると分かった場合には、早めにどこがどう悪いかをチェックして、場合によっては思い切って買い替えを検討してみてください。
こういったことは家電だけでなく、自動車に関しても同じことが言えるでしょう。
新車で購入をした場合、一般的に保証期間が終わる3年のタイミングで最初の車検を行います。
そのため、購入してから3年目が、乗り換えるべきか考える最初のタイミングとなります。
家電もそうですが、特に自動車に関しましては製品的な不具合を感じなくとも、きれいなうちに売却した方がより高く買い取ってもらえますし、安全面を考えてもだいたい10年くらいが買い替えの目安になってきます。
(参考:軽自動車・高級車の買取について)
一気に買い換えるかそれとも少しずつやるか
家電製品を買い換える時にもう一つ考えておきたいのが、買い替えは一度に全部やるか、それとも少しずつやっていくかです。
引っ越しや家の増改築の場合にはまとめて買い替えをせざるをえませんが、そうでない日常の場合には迷うところでしょう。
結論としては、一気にではなく少しずつ行うことをおすすめしたいです。
というのも、家電製品の買い替えは住宅全体の雰囲気を決めるものなので、一気に全部入れ替えてしまうと景色は一変することになります。
一気に買い替えをするのは金銭的負担も大きいですし、新しく購入した家電製品の使い方を覚え直さないといけないという問題も生じてくるでしょう。
部屋の気分を刷新していくのは、一気にではなく少しずつ行った方が楽しみも広がっていきます。
また買い替えをしてみると、それまでの使い勝手とは違った、何らかの問題が出てくるのが普通です。
まとめて購入をしてしまうと、そうして不都合も一気に感じられるものになってしまいます。
特に一気に買い替えをしなければいけない事でもないなら、少しずつ状況に合わせて行っていくのがよい方法ではないでしょうか。
買い替えのタイミングをつかむためには、家電量販店に直接足を運んで、今どんな新製品があるかをチェックしてみるのもいいでしょう。