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小皿

分量の測り方について【料理の基礎】

料理初心者が最初にそろえておきたい調理器具

これから一人暮らしを始めるという人や、結婚をして新たに家庭に入るという人に、ぜひ用意してもらいたいのが「計量器具」です。

キッチンを本格的に使うようになるというと、どうしても高級な鍋やフライパン、食器といったものを買い集めたくなりますが、それ以上にまずきちんと揃えておくべきなのが計量するための道具なのです。

すでに十分に料理に慣れているという人であれば、それほど厳密に計量をしなくてもなんとなく料理を作ることもできますが、初心者のうちから目分量で料理を作るのはかなり危険です。

料理初心者のうちはいきなりアレンジをするのではなく、基本に忠実にマスターをしていくことが何よりも大切なので、正しくレシピを再現するための計量器具を細かく使っていきましょう。

レシピを見てみるとよく登場するのが「グラム」や「リットル」といった単位の他、「大さじ1」や「カップ一杯」といった表現です。

家庭で使う計量器具としてはまず「はかり」「計量カップ」「計量スプーン」といったところが代表的です。
この3つは後々まで重宝する器具になるので、既に料理に慣れているという人も、自宅にないようならぜひ1セット揃えておくことをおすすめします。

固形物ははかりで、液状なら計量カップで

料理するときの計量方法は、基本的には固形物ははかりを使い、液体は計量カップを使います。
調味料など少量のものは、計量スプーンの大小を使って入れていくようにします。

料理の基本ではこうしたカップやスプーンの分量は細かく決められているので、分量換算表をDLして見えるところに掲示しておくのも良いでしょう。

それと料理レシピでたびたび登場する表現として「ひとつまみ」や「ひとかけ」といった言い方があります。

まず「ひとつまみ」ですがこれは親指・人差し指・中指の三本の指を使ってつまんだくらいの量のことっで、計量スプーンでは小さじ1/5~1/4くらいの量を示します。

「ひとかけ」というのもショウガやにんにくを入れるレシピではよく登場する表現で、これは具体的には親指の先くらいのサイズのことです。

ちょっとややこしいのが、ショウガの場合は「ひとかけ」は大さじ1杯分くらいの約15gであるのに対し、にんにくの場合は一房のうちの一つを示すので小さじ1程度(5~6g)を示しているということです。

ただこうした曖昧な表現をするレシピの場合、そもそもとして厳密な分量を求めている訳ではないので、調味料のようにきっちりグラムを計る必要はなく、あるものをお好みで入れるようにすれば十分と言えます。

初心者で感覚がわからないうちは、ネットなどで分量感覚を確認しておいた方がよいですね。