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野菜

食材の切り方について【料理の基礎】

まずは包丁とまな板を用意しましょう

料理の基本中の基本は食材を切ることです。
自炊をする人にとって最初に購入するべき調理器具と言えるまな板と包丁ですが、この選び方にもちょっとしたコツがあります。

初心者が始めて選ぶのであれば、包丁は錆びにくいステンレス製で刃渡りが18cm以上のものを選ぶ方がよいでしょう。

包丁は100均ショップでも購入することができますが、そうした安い包丁は基本的に使い捨てをすることが前提になっていて、切れ味が悪くなった研いで復活をさせることができません。

長く使うつもりであれば、せめて1000円~2000円クラスのものを一本購入しておくほうがおすすめです。
それとまな板ですが、これはプラスチック製のものよりも、木製の方が包丁の刃を痛めずにすみます。

最初にどういう用具を用意するかで料理への本気度が変わってきますので、長く料理をしたいと思うならあまり安上がりにせず、きちんとした物を揃えた方がよいでしょう。

まな板と包丁は直接食材に触れる重要な器具となっていますので、切り方だけでなく衛生管理もきちんと覚えてください。

基本的な切り方を食材ごとにマスターする

食材の切り方の基本としては「輪切り」「筒切り」「半月切り」「いちょう切り」「くし形切り」「薄切り」などといった切り方があります。

他にもたくさんの切り方がありますので、それぞれの食材の特徴に合わせた切り方を覚えていきましょう。

切り方の練習になるのが「薄切り」で、主にきゅうりを刻む時に使用します。
薄切りが上手にできるとかなり切り方がうまくなるので、上達を目指すならこの薄切りを早く正確にできる練習をするのがよいと言えます。

切り方を覚える時の考え方としては、食材に火を通す時のことを考えて大きさを決める事です。
きゅうりの薄切りの場合は全く火を通す必要がないため、非常に薄く切ることができます。

煮物や炒め物をするときにはやや大きめに切って、じっくり煮込むことができるようにしていきます。
レシピにはどういった切り方にするかを専門用語で記載していることが多いので、まずレシピを正確に読めるようになるためにも、用語としての切り方は覚えておきましょう。

最初のうちは速く切る必要はないので、正確に同じ大きさで切れるように練習していきます。
切る大きさがバラバラだと同じ食材の中で火の通りが違ってきてしまうので、きちんと同じ大きさに整えることができるかどうかということが最も重要です。

包丁を握る時にはしっかりと中指を包丁の柄元にあてて、親指と人差し指で刃を挟み込むようにして持ちます。
切るものを固定する反対の手は指を丸めて置くようにし、ケガをしないように注意しましょう。